2017年10月24日

バックカントリーナイト

紅葉が終わったと思ったら台風がやって来て、ついでに冬もやって来て道内各地で雪便り
どうやら、今年は冬が早そう! 

雷電4&羊蹄山合宿 086.JPG

という事で、
10月27日(金)18:30〜19:30 バックカントリーナイト IN NOMAD

今シーズンからバックカントリースキーを初めてみよう!と考えてる方への入門講座
ゲレンデから飛び出して自然の中でのスキーは最高。

でも、何から始めればとお悩み中の方、まずは「お話」から!

要 電話予約
011-261-9174
参加費:1,000円

お待ちしてま〜す

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こんな所も夢ではない!
posted by 宮下岳夫 at 16:02| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

新冠ほろしり山荘

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日本百名山の中でも、もっとも登頂が難しいとされる日高山脈の主峰 幌尻岳。
一般的には糠平川から沢を遡り、平取側の幌尻山荘に泊まって登られていたのだが、近年 増水している沢で流されて命を落とす事故が急増。今年も3名の登山者が流されて死亡している。

そこで、にわかに人気上昇中なのが、新冠コース。
こちらは林道歩きが片道20qもあるのだが、沢登りのパートはない。

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登山者急増に伴い、さまざまな問題も新たに露呈。
その一つがトイレ問題。旧来のトイレは小屋の離れにあった汲み取り式の和風トイレだったのだが、こちらがあふれかえり、困った登山者たちは山荘周辺の森の中で用を足す事に…

小屋を管理する新冠ホロシリ山岳会では、水洗貯蔵式簡易トイレを設置。
またその処理のために簡易バキュームカーを購入。
その趣旨に賛同して、我が北海道山岳ガイド協会でも人と金を投入。

というわけで今回は、小屋仕舞いとトイレの汲み取りと薪割り、登山道の補修に行って来ました。

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小屋からすぐ上部の転落死亡事故のあった高捲き道の所も新たに、安全なルートを開削して来ました。

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山の上の紅葉はすでに終わってますが、麓の新冠川渓谷は今まさに紅葉の盛りでした。
今回は頂上はなし!
代わりに小屋でジンギスカン&飲み放題を堪能して来ました。
飲むうちに昔話にも花が咲き、20年前に頂上で蓄音機を使ってレコードかけていたのが、この山岳会の人立ちだった事も判明!

薪割りと土方で疲れた…。
posted by 宮下岳夫 at 16:39| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

増毛山道

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江戸時代まで話は遡る…
広い北海道、当時は蝦夷地と呼ばれていて、すでに和人が住んで開拓や漁業が行われていた。
漁場同士を行き来するために道路が整備されていくのだが、浜益と増毛を結ぶ海岸線は雄冬岬をはじめとする断崖に阻まれて陸上の通行は困難を極めた。そこで、今から160年ほど前に現在の幌から別苅までの山道が開削された。山道は昭和20年代後半までは、なんとか歩けたそうだが、やがて海沿いに国道が開通して利用する人はいなくなり廃道となってしまった。増毛駅が舞台となっている高倉健と倍賞千恵子主演の映画「駅」の最後のシーンが国道231号線の開通場面だったのを覚えている。(1981年制作)

廃道となった「いにしえの山道」を復活させるべく地元の有志が「増毛山道の会」を立ち上げ、笹狩りや土木工事を行い、平成28年に完全復活を果たした。

高齢化の進む「山道の会」では今後の山道維持のために、平成29年「北海道山岳ガイド協会」に協力依頼の運びとなる。今回はその第2回出動で雄冬山への笹狩りに行ってきた。気温急降下で山の上は雪。

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山上にテント泊して2日間の笹狩り作業。

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初日の集合があわただしく、テント泊なのに酒を買い忘れた痛恨のエラー。
唯一、ザックの底にあったのがコレ!
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ワンカップ1個の厳しい夜を過ごし、翌日は時折、吹雪く中 雄冬山頂上まで開通!
道はまだ、未整備の部分も多く、しばらくは一般開放は待ちの状態だが…


暑寒連峰をぐるりと見渡す展望は圧巻です。
そのうち、行きましょう!

posted by 宮下岳夫 at 15:06| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

紅葉の高原温泉

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今年の紅葉は例年より1週間以上早くにピークを迎えたようで、大雪山の紅葉名所では9月の10日あたりが見ごろだったようだ。
ノマドでは9月の中旬くらいから末くらいまで、波状攻撃で紅葉ツアーを組んでいたのだが、いいところで台風18号通過などもあり、苦戦しました。

9月26日は最後のチャンスと銀泉台を予定していたのだが、先の台風で紅葉の葉も吹っ飛んでしまっているようなので、標高の低い高原温泉沼めぐりに変更!
これが、どんぴしゃり!

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いくつもの沼を巡って一周できるお手頃ラウンドコースなのだが、昨年の台風で登山道が流出してしまい
しかも予算の都合で復旧手つかず…。
という事で高原沼あたりから引き返すコースになってます。

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平日にも関わらず、多くの登山者が訪れていて、すれ違いが大変でした。
外人ハイカーも多かったな。

大雪山、今日は雨。そして明日は雪になるそうで紅葉の最終章、ぎりぎり滑り込みセーフでした。

さぁ、後は道南へ、道東へと紅葉前線を下げていく予定です。阿寒やニセコはこれから本番です。
posted by 宮下岳夫 at 12:50| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

幌加内新そば祭り

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皆様、こんにちは!
「最近のノマドツアー、参加できる所な〜い。」とおっしゃる高齢道民に向けた企画 NOMA★DO!
秋の第一弾は旭川市近郊の嵐山ハイキングと幌加内新そば祭りの組み合わせで出かけて参りました。

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台風15号接近で雲がうっすら広がる中、30分のハイキングで展望台のある嵐山へ。
大雪山はかすんでいましたが、石狩川と旭川の街並みが見下ろせました。
ちょうど展望台に居合わせた旭川市民のおじさんが「あそこらへんがスタルヒン球場…」とか色々解説してくれました。

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力こぶどうだ!みたいな木もありました。

車で走る事40分ほどで、幌加内へ。
車がどんどん町に吸い込まれていくのだが、手際よく無料駐車場へ導いてくれる。
歩いて会場へ。

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会場には地元そば店のみならず、全国から有名店も出店を出していて、どこも行列だ。
焼き鳥もうまそう!
「さっさと飲んだら、大丈夫なんでない!」というお客さんの甘い誘惑には乗らず…

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我々、高齢グループは「落ち着いて食べられる処で」という事で地元の老舗「八右ぇ門」へ。
30分待ちとの事だったので、名前を書いて出店ショッピングへ。
ちょうど腹ペコになった頃、ゆっくり着席してぶっかけ蕎麦をいただきました。
さすが、新そば!
さらに帰路はカムイコタンでとうきび(8本300円)、深川の道の駅で野菜のお買いものと
皆さん、たっぷり買いだして満足して帰って来ました。

紅葉NOMA★ドゥと秋の収獲ショッピングツアー、この後も盛りだくさん!
お見逃しなく〜。
posted by 宮下岳夫 at 17:27| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

リエゾンオフィサー

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ヒマラヤでの登山隊には、各チームごとにリエゾンオフィサーと呼ばれる政府から連絡官が帯同するのが決まりだ。ネパールの場合は観光局の係長クラスあたり…。
この人たちは、とくに登山好きというわけではなく、どちらかと言えば イヤイヤ着いて来てる感じで
登山隊としても、やっかいもの扱いだ。本来の仕事は中ネ国境のヒマラヤをうろつく登山隊の監視といろいろな交渉事が役目なのだが、ベースキャンプまで来てしまうとテント暮らしとなるため、途中の村のロッジなんかに泊めておいて、登山終了後に拾って帰るのが通例だ。

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1994年のアマダブラム遠征の際に帯同した連絡官も登山経験はなく「ナムチェのホテルで待ってるわ」と言うのを「その、なんかあった時があんたの仕事だろ」と無理やりベースキャンプまで連れて行った。
慣れないテント暮らしや山の食事はいかにも辛そううだったし、毎食ごとにベースキャンプの食堂で
食事を伴にするのはかわいそうでもあったのだが…
そのうち、山暮らしにも観念したようで、会話もするようになり、我々の登山の進捗状況にも関心を持つようになってきた。登山隊は成功して無事にカトマンズに戻ってからは、登頂証の発行やごみ回収のために支払ってあったデポジット金の返還などもスムーズに行う事が出来た。

その2年後、再びヒマラヤに遠征した折に観光局へ顔を出すと、その時のリエゾンが今回も志願して帯同してくれるという事だった。
ヒマラヤ遠征の場合、1年ほど前から登山申請を出して、登山許可を取得して現地入りしてからも何かと事務手続きが煩雑なのだが、彼の仲介で短時間で手続きを完了する事ができた。遠征機関は2か月半の長期に渡るテント暮らしだったのだが、前回のようなへなちょこぶりは微塵も見せず、最後まで我々と行動を伴にした。

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その後は顔を合わせる事はなかったのだが、先日見た山岳雑誌に観光局副局長として、ネパールの多くの未踏峰を解禁する旨を発表していた。未踏峰の解禁は世界の登山家たちには、大変嬉しいお知らせである。

俺たちの山バカっぷりを間近に見て、少しは山屋よりの気持ちになってくていたのなら、ありがたい。
それにしても、出世したんだなぁ…
posted by 宮下岳夫 at 12:16| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

エリザベス・ホーリー

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ネパールのカトマンズ在住40年以上のアメリカ人女性ジャーナリスト「ミス・エリザベス ホーリー」は
ヒマラヤの生き字引と言われる人物だ。94歳になった現在もカトマンズにいる。
彼女自身はまったく登山をやらないそうだが、各国の登山隊がヒマラヤ登山を終えてカトマンズに戻ってくると彼女からインタビューを受けるのが習わしだ。

1994年にアマダブラムに登った俺はカトマンズに戻った途端に彼女から電話をもらい、インタビューを受ける事となった。登頂者の順番やキャンプの数、固定ロープを使用したかなど鋭い質問を繰り出してくるのが印象的だった。その時のリズの年齢70歳位だったが、ヒマラヤにえらく詳しいバァサンだなと思ったのを覚えている。

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我々はベースキャンプ設営からシェルパレスで9日めに登頂を果たし、11日めに下山という速攻で遠征を終えた。最終キャンプは設営せず、ツェルトビバークでアタックした事や核心部のレッドタワーではリード&フォォローで突破した事などを「いい内容だ。あなたは日本人で15番目の登頂者だよ」と教えてくれた。
山野井泰史が1992年に西壁を単独で初登しているのが、10番くらいだという事も知らされた。「なんでも知ってんだな」と感心させられた。

その後、1996年のマナスル遠征のあとにもインタビューを受けている。
2009年に再び、アマダブラムに登ったあとは、リズの代理と名乗るネパール人から「高齢なのでインタビューは彼から受けてくれ」との伝言をもらった。この代理インタビューは今も続いているらしい…。

彼女の記録はヒマラヤンデータベースとして、インターネット上で閲覧可能だ。

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という事を昨日、買った笹本稜平の「ソロ」を読んで知った。

30代前後の若き日本人ヒマラヤンクライマーが疑惑の登頂で話題となったトモ・チェセンの屈辱を晴らすべく
冬季単独でローツェ南壁を目指すストーリーだ。
はたして、トモ・チェセンが頂上直下に打ち残したとする3本のハーケンを見つける事ができるのか…?
posted by 宮下岳夫 at 10:36| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

自救力アップ講習会 IN 旭川


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日本山岳救助機構JROの安全講習会を
来たる2017年9月8日(金)18:00〜20:00
旭川大雪クリスタルホールにて行います。
タイトルは「北海道の過去の遭難に学ぶ」
昭和から平成までを知る登山歴55年のベテランガイド。
古い山の話から最新バックカントリースキーやフリークライミング事情までを知る最後の語りべ。
参加費:無料
申し込みはJRO事務局 (下記参考) 定員:20人

http://www.sangakujro.com/%e7%ac%ac61%e5%9b%9e%e3%80%80%e8%87%aa%e6%95%91%e5%8a%9b%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e8%ac%9b%e7%bf%92%e4%bc%9ain%e6%97%ad%e5%b7%9d10%e6%9c%886%e6%97%a5/
posted by 宮下岳夫 at 10:10| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

日本300名山 神威岳

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南日高の盟主 神威岳  「中の岳より」

深田久弥氏の日本100名山はTV放送なども度々あり、耳にする事も多いと思うが完登を果たした登山者たちの次の目標となるのが、日本山岳会選定の「日本300名山」との事だ。
北海道にもニペソツ山や夕張岳などをはじめ26山が選定されている。
300山全山達成の鍵となるのが日高山脈のカムエク・ペテガリ・神威岳となる。
この3山はアプローチも悪く、ついつい最後の方に残ってしまうらしい。

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神威岳に達する元浦川林道はしょっちゅう、工事が入り通行止めとなることが多いのだが、
今年も8/21より当面の間、通行止めとなる。
通行止め前のラストチャンスを逃したくないという要望に応えてPVTガイド!

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林道の終点には定員10人程度の神威山荘
小屋の前で焚き火しながら 酒飲むかぁ〜と張り切って出かけたのだが「焚き火禁止」とでかい看板があり
しぼむ・・・。
大人のキャンプに焚火と酒は欠かせないでしょう…と思うのだが、言いつけを守る。
小樽のドリームビーチもBBQ禁止とかで、海水浴客が激減したそうですが、何かとやりずらい世の中です。

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雨が少なかったので、川の渡渉は全て飛び石で行けるとの情報を得て、登山靴でスタート。
確かに水に入る場面はなく、無事に尾根の取り付き地点へ。
さらに急な尾根を一直線に登って登頂!
297番目の山となったそうです。
おめでとう!あと3山ガンバ!

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300山、自分は?と数えてみたら79山登ってました。
日本の端っこに住んでる北海道民にはちょっとチャレンジのハードル高いなぁ…
たぶん達成しないと思います。

あっ、自分で選んだ「ノマド北海道200山」はもちろん達成してます。
再登者は未だゼロ!
完登している人いたら、お知らせください!
ノマドから素敵なプレゼントもらえるかもよ。


posted by 宮下岳夫 at 12:23| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

氷のトンネル

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アスパラとベーコンのペンネと鳥肉のポトフ by ダッチオーブン

北海道の北東、西興部村のウエンシリ岳に登って来ました。
登山道と並行に頂上へ突き上げる藻興部川には8月でもスノーブリッジが残り、地元では観光名所「氷のトンネル」と呼んで観光客を呼び込んでいたのだが、今から16年前の8月に雪渓の一部が崩落して、中にいた観光客に直撃するという不幸な事故があり、以来 通行止め。立ち入り禁止となってしまった。

そもそもスノーブリッジの下に入って「わぁ涼しい〜」なんて喜んでたあたりに無理があったのでは…。

日高の沢登りなどでは、大きなスノーブリッジに時々出くわすのだが、中を通過するのか、上から超えていくのかは、しばしば判断に迷う場面だ。

雪渓の上を歩く場合は薄くなった真ん中を歩くのは踏み抜きの危険があるのでご法度。
雪渓上を歩くのは比較的安全だが、再び沢に降りるのに苦労する場面も多い。
雪渓通過の困難さでは狩場山の須築川などが有名だ。
沢に降りるのにスノーボラードを作って懸垂下降なんてこともある。

手っ取り早いのは中を通過する方法だ。
その場合もリスクを減らすために、一人づつ走って通過が基本になる。
それでもタイミング悪くスノーブリッジ崩壊に遭って大怪我なんて事故は時々あったのだから…

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危ないっしょ!

そんな訳でウエンシリ岳を登頂して来ましたが「氷のトンネル」には近づけませんでした。
昔は駐車場から見たんだけど現在は手前で通行止め。
残念チャチャチャ!

posted by 宮下岳夫 at 15:42| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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