2017年09月27日

紅葉の高原温泉

IMG_0178.JPG

今年の紅葉は例年より1週間以上早くにピークを迎えたようで、大雪山の紅葉名所では9月の10日あたりが見ごろだったようだ。
ノマドでは9月の中旬くらいから末くらいまで、波状攻撃で紅葉ツアーを組んでいたのだが、いいところで台風18号通過などもあり、苦戦しました。

9月26日は最後のチャンスと銀泉台を予定していたのだが、先の台風で紅葉の葉も吹っ飛んでしまっているようなので、標高の低い高原温泉沼めぐりに変更!
これが、どんぴしゃり!

IMG_0182.JPG

いくつもの沼を巡って一周できるお手頃ラウンドコースなのだが、昨年の台風で登山道が流出してしまい
しかも予算の都合で復旧手つかず…。
という事で高原沼あたりから引き返すコースになってます。

IMG_0185.JPG

平日にも関わらず、多くの登山者が訪れていて、すれ違いが大変でした。
外人ハイカーも多かったな。

大雪山、今日は雨。そして明日は雪になるそうで紅葉の最終章、ぎりぎり滑り込みセーフでした。

さぁ、後は道南へ、道東へと紅葉前線を下げていく予定です。阿寒やニセコはこれから本番です。
posted by 宮下岳夫 at 12:50| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

幌加内新そば祭り

IMG_0085.JPG

皆様、こんにちは!
「最近のノマドツアー、参加できる所な〜い。」とおっしゃる高齢道民に向けた企画 NOMA★DO!
秋の第一弾は旭川市近郊の嵐山ハイキングと幌加内新そば祭りの組み合わせで出かけて参りました。

IMG_0074.JPG

台風15号接近で雲がうっすら広がる中、30分のハイキングで展望台のある嵐山へ。
大雪山はかすんでいましたが、石狩川と旭川の街並みが見下ろせました。
ちょうど展望台に居合わせた旭川市民のおじさんが「あそこらへんがスタルヒン球場…」とか色々解説してくれました。

IMG_0075.JPG

力こぶどうだ!みたいな木もありました。

車で走る事40分ほどで、幌加内へ。
車がどんどん町に吸い込まれていくのだが、手際よく無料駐車場へ導いてくれる。
歩いて会場へ。

IMG_0081.JPG

会場には地元そば店のみならず、全国から有名店も出店を出していて、どこも行列だ。
焼き鳥もうまそう!
「さっさと飲んだら、大丈夫なんでない!」というお客さんの甘い誘惑には乗らず…

IMG_0084.JPG

我々、高齢グループは「落ち着いて食べられる処で」という事で地元の老舗「八右ぇ門」へ。
30分待ちとの事だったので、名前を書いて出店ショッピングへ。
ちょうど腹ペコになった頃、ゆっくり着席してぶっかけ蕎麦をいただきました。
さすが、新そば!
さらに帰路はカムイコタンでとうきび(8本300円)、深川の道の駅で野菜のお買いものと
皆さん、たっぷり買いだして満足して帰って来ました。

紅葉NOMA★ドゥと秋の収獲ショッピングツアー、この後も盛りだくさん!
お見逃しなく〜。
posted by 宮下岳夫 at 17:27| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

リエゾンオフィサー

アマダブラム2007 052.jpg

ヒマラヤでの登山隊には、各チームごとにリエゾンオフィサーと呼ばれる政府から連絡官が帯同するのが決まりだ。ネパールの場合は観光局の係長クラスあたり…。
この人たちは、とくに登山好きというわけではなく、どちらかと言えば イヤイヤ着いて来てる感じで
登山隊としても、やっかいもの扱いだ。本来の仕事は中ネ国境のヒマラヤをうろつく登山隊の監視といろいろな交渉事が役目なのだが、ベースキャンプまで来てしまうとテント暮らしとなるため、途中の村のロッジなんかに泊めておいて、登山終了後に拾って帰るのが通例だ。

アマダブラム2007 059.jpg

1994年のアマダブラム遠征の際に帯同した連絡官も登山経験はなく「ナムチェのホテルで待ってるわ」と言うのを「その、なんかあった時があんたの仕事だろ」と無理やりベースキャンプまで連れて行った。
慣れないテント暮らしや山の食事はいかにも辛そううだったし、毎食ごとにベースキャンプの食堂で
食事を伴にするのはかわいそうでもあったのだが…
そのうち、山暮らしにも観念したようで、会話もするようになり、我々の登山の進捗状況にも関心を持つようになってきた。登山隊は成功して無事にカトマンズに戻ってからは、登頂証の発行やごみ回収のために支払ってあったデポジット金の返還などもスムーズに行う事が出来た。

その2年後、再びヒマラヤに遠征した折に観光局へ顔を出すと、その時のリエゾンが今回も志願して帯同してくれるという事だった。
ヒマラヤ遠征の場合、1年ほど前から登山申請を出して、登山許可を取得して現地入りしてからも何かと事務手続きが煩雑なのだが、彼の仲介で短時間で手続きを完了する事ができた。遠征機関は2か月半の長期に渡るテント暮らしだったのだが、前回のようなへなちょこぶりは微塵も見せず、最後まで我々と行動を伴にした。

アマダブラム2007 068.jpg

その後は顔を合わせる事はなかったのだが、先日見た山岳雑誌に観光局副局長として、ネパールの多くの未踏峰を解禁する旨を発表していた。未踏峰の解禁は世界の登山家たちには、大変嬉しいお知らせである。

俺たちの山バカっぷりを間近に見て、少しは山屋よりの気持ちになってくていたのなら、ありがたい。
それにしても、出世したんだなぁ…
posted by 宮下岳夫 at 12:16| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

エリザベス・ホーリー

アマダブラム2007 072.jpg

ネパールのカトマンズ在住40年以上のアメリカ人女性ジャーナリスト「ミス・エリザベス ホーリー」は
ヒマラヤの生き字引と言われる人物だ。94歳になった現在もカトマンズにいる。
彼女自身はまったく登山をやらないそうだが、各国の登山隊がヒマラヤ登山を終えてカトマンズに戻ってくると彼女からインタビューを受けるのが習わしだ。

1994年にアマダブラムに登った俺はカトマンズに戻った途端に彼女から電話をもらい、インタビューを受ける事となった。登頂者の順番やキャンプの数、固定ロープを使用したかなど鋭い質問を繰り出してくるのが印象的だった。その時のリズの年齢70歳位だったが、ヒマラヤにえらく詳しいバァサンだなと思ったのを覚えている。

IMG_9982.JPG

我々はベースキャンプ設営からシェルパレスで9日めに登頂を果たし、11日めに下山という速攻で遠征を終えた。最終キャンプは設営せず、ツェルトビバークでアタックした事や核心部のレッドタワーではリード&フォォローで突破した事などを「いい内容だ。あなたは日本人で15番目の登頂者だよ」と教えてくれた。
山野井泰史が1992年に西壁を単独で初登しているのが、10番くらいだという事も知らされた。「なんでも知ってんだな」と感心させられた。

その後、1996年のマナスル遠征のあとにもインタビューを受けている。
2009年に再び、アマダブラムに登ったあとは、リズの代理と名乗るネパール人から「高齢なのでインタビューは彼から受けてくれ」との伝言をもらった。この代理インタビューは今も続いているらしい…。

彼女の記録はヒマラヤンデータベースとして、インターネット上で閲覧可能だ。

IMG_9979.JPG

という事を昨日、買った笹本稜平の「ソロ」を読んで知った。

30代前後の若き日本人ヒマラヤンクライマーが疑惑の登頂で話題となったトモ・チェセンの屈辱を晴らすべく
冬季単独でローツェ南壁を目指すストーリーだ。
はたして、トモ・チェセンが頂上直下に打ち残したとする3本のハーケンを見つける事ができるのか…?
posted by 宮下岳夫 at 10:36| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

自救力アップ講習会 IN 旭川


P8070001.JPG

日本山岳救助機構JROの安全講習会を
来たる2017年9月8日(金)18:00〜20:00
旭川大雪クリスタルホールにて行います。
タイトルは「北海道の過去の遭難に学ぶ」
昭和から平成までを知る登山歴55年のベテランガイド。
古い山の話から最新バックカントリースキーやフリークライミング事情までを知る最後の語りべ。
参加費:無料
申し込みはJRO事務局 (下記参考) 定員:20人

http://www.sangakujro.com/%e7%ac%ac61%e5%9b%9e%e3%80%80%e8%87%aa%e6%95%91%e5%8a%9b%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e8%ac%9b%e7%bf%92%e4%bc%9ain%e6%97%ad%e5%b7%9d10%e6%9c%886%e6%97%a5/
posted by 宮下岳夫 at 10:10| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

日本300名山 神威岳

013.JPG

南日高の盟主 神威岳  「中の岳より」

深田久弥氏の日本100名山はTV放送なども度々あり、耳にする事も多いと思うが完登を果たした登山者たちの次の目標となるのが、日本山岳会選定の「日本300名山」との事だ。
北海道にもニペソツ山や夕張岳などをはじめ26山が選定されている。
300山全山達成の鍵となるのが日高山脈のカムエク・ペテガリ・神威岳となる。
この3山はアプローチも悪く、ついつい最後の方に残ってしまうらしい。

IMG_9927.JPG

神威岳に達する元浦川林道はしょっちゅう、工事が入り通行止めとなることが多いのだが、
今年も8/21より当面の間、通行止めとなる。
通行止め前のラストチャンスを逃したくないという要望に応えてPVTガイド!

IMG_9924.JPG

林道の終点には定員10人程度の神威山荘
小屋の前で焚き火しながら 酒飲むかぁ〜と張り切って出かけたのだが「焚き火禁止」とでかい看板があり
しぼむ・・・。
大人のキャンプに焚火と酒は欠かせないでしょう…と思うのだが、言いつけを守る。
小樽のドリームビーチもBBQ禁止とかで、海水浴客が激減したそうですが、何かとやりずらい世の中です。

IMG_9926.JPG

雨が少なかったので、川の渡渉は全て飛び石で行けるとの情報を得て、登山靴でスタート。
確かに水に入る場面はなく、無事に尾根の取り付き地点へ。
さらに急な尾根を一直線に登って登頂!
297番目の山となったそうです。
おめでとう!あと3山ガンバ!

IMG_9928.JPG

300山、自分は?と数えてみたら79山登ってました。
日本の端っこに住んでる北海道民にはちょっとチャレンジのハードル高いなぁ…
たぶん達成しないと思います。

あっ、自分で選んだ「ノマド北海道200山」はもちろん達成してます。
再登者は未だゼロ!
完登している人いたら、お知らせください!
ノマドから素敵なプレゼントもらえるかもよ。


posted by 宮下岳夫 at 12:23| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

氷のトンネル

IMG_9903.JPG

アスパラとベーコンのペンネと鳥肉のポトフ by ダッチオーブン

北海道の北東、西興部村のウエンシリ岳に登って来ました。
登山道と並行に頂上へ突き上げる藻興部川には8月でもスノーブリッジが残り、地元では観光名所「氷のトンネル」と呼んで観光客を呼び込んでいたのだが、今から16年前の8月に雪渓の一部が崩落して、中にいた観光客に直撃するという不幸な事故があり、以来 通行止め。立ち入り禁止となってしまった。

そもそもスノーブリッジの下に入って「わぁ涼しい〜」なんて喜んでたあたりに無理があったのでは…。

日高の沢登りなどでは、大きなスノーブリッジに時々出くわすのだが、中を通過するのか、上から超えていくのかは、しばしば判断に迷う場面だ。

雪渓の上を歩く場合は薄くなった真ん中を歩くのは踏み抜きの危険があるのでご法度。
雪渓上を歩くのは比較的安全だが、再び沢に降りるのに苦労する場面も多い。
雪渓通過の困難さでは狩場山の須築川などが有名だ。
沢に降りるのにスノーボラードを作って懸垂下降なんてこともある。

手っ取り早いのは中を通過する方法だ。
その場合もリスクを減らすために、一人づつ走って通過が基本になる。
それでもタイミング悪くスノーブリッジ崩壊に遭って大怪我なんて事故は時々あったのだから…

IMG_3499.JPG

危ないっしょ!

そんな訳でウエンシリ岳を登頂して来ましたが「氷のトンネル」には近づけませんでした。
昔は駐車場から見たんだけど現在は手前で通行止め。
残念チャチャチャ!

posted by 宮下岳夫 at 15:42| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

北の山脈

IMG_9486.JPG

とある調査の仕事があって道東へ

千歳空港から女満別空港へ飛ぶ。
車で行ったら6〜7時間の距離だが40分程度でひとっ飛び!
飛び立って20分もすると「当機は下降体制に入りました」のアナウンス
地上からの標高にして3〜4,000m程度の所を飛んで行くので標高2000mくらいの大雪山や日高の山を見下ろす絶好のマウンテンフライトを楽しめる。

北海道横断フライトは狩勝峠上空あたりを通過していくので、進行方向右手には日高山脈、左手には大雪山が良く見渡せるので ご機嫌だ。

写真は北日高の山並み
チロロ岳やエサオマン、幌尻岳などがど迫力だ!

翌日、ミッションコンプリートでお帰り便は大雪山側をチョイス!

女満別空港で時間があったので、めずらしくもレストランにてアイスクリームを食べる…

さて、そろそろ搭乗タイム…
あれ、財布がない!

預け荷物に財布を入れてしまった
レジの所で事情を説明して、大慌てでチェックインカウンターへ
預けたザックを引き戻し、財布が出てきてひと安心。

レストランに引き返して支払を済ませ、最終搭乗者になったが滑り込みセーフ

で、肝心の大雪山はどうなったかっていうと雲の中でまったく見えず…

しまりのないオチですみません。

こんな事なら行きの便で座席移動してでも写真を撮っておけばよかったと後悔中

道内フライト、あとは利尻空港への利尻岳マウンテンフライトもオススメです。

IMG_9136.JPG





posted by 宮下岳夫 at 15:55| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月24日

恵庭岳

IMG_9452.JPG

アイヌ語で「尖った山」の意味を持つ恵庭岳
バランスの良いコニーデのてっぺんに尖った岩塔を乗っけた雄姿はどこからもよく目立つ
かっこの良い山だ。

この山には一般のポロピナイ側の裏側に当たる丸駒温泉側からも滝沢と呼ばれる連続する涸れ滝からロッククライミングで登る事が可能で若い頃は通っていたものだ。

また頂上岩塔にもロッククライミングのルートがあったのだが、こちらは1980年の大雨で崩壊、消失してしまった。

IMG_9461.JPG

崩壊後も登山禁止にはなっていなかったので、ガイド業を始めた1980年代後半には、良くお客さんを連れて
登っていた。頂上から見下ろす支笏湖ブルーとオコタンぺ湖のエメラルドグリーンは登頂者たちへの特別プレゼントでもあったのだが、1993年の北海道南西沖地震で再び大きく崩壊。その後も崩壊は進み、2001年の
十勝沖地震による大崩壊を機に8.5合め付近にある第2見晴台から先は立ち入り禁止となってしまった。
せっかく登っても登頂できない山という事で足は遠のいていたのだが、
ノマドの道民限定プランNOMA★DO企画で第2見晴台を目指して行って来ました。

IMG_9450.JPG

登山口付近は2014年の台風被害でかなりの土石流やられ、まるで怪獣大戦争の痕のようになっていたのだが
鋼管の格子を擁したスリットダムが幾重にも作られていた。また車上荒らし被害が相次いだ、かつての林間の奥まった駐車場も国道に隣接したオープン駐車場にリニューアル。

見晴らし台まではの急登は風倒木に圧倒されるが、登山道を塞ぐような木はほとんど細断処理されていた。

IMG_9453.JPG

ぱっとしない天気だったが、一応 支笏湖を見下ろす。

IMG_9457.JPG

第2見晴台まで来ると、ようやくオコタンぺ湖も見えて来る。
頂上は指呼の距離まで迫っているのだが、今日はここまで!
消化不良も甚だしいが、夏山スタートのトレーニングとしてはまあまあだったという事にしておこう。

IMG_9454.JPG

これは、いつ崩れてもおかしくない!

IMG_9460.JPG

見晴台から下はますます、えぐれてきていて悪い…。

昨年の台風被害で人気のニペソツ山をはじめ、多くの山へのアプローチ林道がやられてしまい登山口へ近づく事ができなくなってしまった。
自然災害とはいえ、頂上に立てない山が増えているのは、残念です。

そういえば、登山口から5分ほど登った所に高さ5m位の大岩が出現していて、そこにチョークのあとが着いていた。ボルダリングに来てるんだわ…。真ん中にいいホールドあったけど、かぶり気味で着地用のボルダリングマット必要です。
念のため…。
posted by 宮下岳夫 at 11:31| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る