2018年12月25日

層雲峡アイスクライミング

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少雪&暖冬傾向が続いてますが、さすが北海道の真ん中 層雲峡はバッチリ凍ってます。
今年はせっかちなお客さんにせかされて、12月中旬スタートで登っています。
気温の上がる日中は氷の表面に水が流れ出すこともしばし…。

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こちらは、銀河の滝。
まだ、全体はふさがっていませんでしたが、トップアウトしました。
最上部はまさに薄氷を踏む思いで、なぎ落ちる滝の轟音にビビりながら登攀でした。

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こちらは錦糸の滝。
向かって右側は水が流れていましたが、左から4ピッチでトップアウト。

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荒天の隙間をついて黒岳に登頂!
頂上からのパウダーも堪能できました。

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対岸にそびえる屏風岳が夕日に照らされて輝いていました。

今シーズンはアイスブレークの予感です。
お申込みはお早目に!
あ、道具レンタルもあります。

posted by 宮下岳夫 at 15:41| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月13日

ジョン万次郎漂流記

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先月、四国の高知にクライミングに出かけた折に、半日の雨を理由に足摺岬の方へとドライブがてら出かけた。
土佐清水で「ジョン万次郎記念館」という偶然、立ち寄る。

現在放映中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の中にもチラッと登場したのが「ジョン万次郎」

江戸時代の末期に土佐の少年漁師が乗る小型の漁船が嵐に巻き込まれて漂流の挙句、無人島にたどり着き
数年後に通りかかったアメリカの捕鯨船に救助され、そのままアメリカで暮らし、言葉や海洋航海技術を身に着け
何とか日本に戻って来る。幕府による厳しい取り調べののち、ようやく故郷の土佐に帰って来る。
なんせ、その頃の日本は鎖国で外国から帰って来た者たちのキリシタン思想を恐れていたのだ。

ところが1853年のペリー浦賀来航を機にジョン万次郎は幕府の通訳として重宝され、さらに初の国産外洋船「咸臨丸」の乗組員として勝海舟とともにアメリカに再び渡っている。
帰国後は福沢諭吉とともに英語翻訳や、あげく東京大学の教授にまでなっているという、世にも数奇な運命をたどった人だ。

冬山で吹雪に遭って何がなんだかわからなくなる事はたまにある。
厳しい場面で遭難直前と言う経験も何度もあるが、この荒れる海での遭難ほど恐ろしいものはないと僕は思っている。
まして水も食糧もない絶海の孤島での無人島暮らしとなると頭がおかしくなりそうだ。

そんな訳で漂流物のオススメ3冊です。

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posted by 宮下岳夫 at 16:52| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月27日

2019冬・夏パンフ完成

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難儀していた冬発行のノマドスケジュールが完成しました。
会員の皆様には、すでにお届けしました。
札幌市内の登山用品店にも置かせていただいていますので、ぜひ、お手に取って ご覧くださいませ。

ひと段落したところで、あまり仕事のない初冬の北海道をあとに南国四国のクライミングツアーに行って来ました。
ところが出発日の11/21は、千歳空港周辺が大雪で欠航が相次ぎました。我々の便も2時間遅れで、なんとか東京へ
そこから乗り継いで高知へ。

ようやく辿り着いた宿でまっていたのは…

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土佐の刺身の大盛り合わせ
こんな感じで3日3晩のさかな三昧

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翌日からさっそくクライミングへ。
海岸まで降りて行く道は けっこう険しい。
が、まっていたのは真白く輝く花崗岩の大岩壁。

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ルートのほとんどがクラック。
岩の割れ目に手と足を挟み込んで 這い上がって行く。
岩は目が粗くフリクションも抜群。

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南国だと油断して行ったら、日本全部が真冬なみとかで、朝の気温が8℃。
吐く息も白くなるほど寒かった。

最終日は高知市からほど近い岩場へ。
地元クライマーと話す事ができたが「北海道は地震で大変だね〜。我々も予定していた層雲峡へのクライミングツアーをキャンセルしたんだよ。」と・・・・。
あんたの、それが被害総額100億円と言われる風評被害の一端さ。
posted by 宮下岳夫 at 17:23| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

穂高よ こんにちわ!

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当初9/8札幌出発で、穂高の滝谷クライミングから奥穂〜西穂へと継続する計画で4人のお客さんが集まっていたのだが…
ほれ、あの台風21号からの継続で胆振東部地震。

1か月ずらして10月8日からのスライドで実行しました。
10月の3,000mはけっこう寒く、雪が降ることも珍しくはないのだが…。

上高地から入山して横尾の橋を渡る所で長野県警の山岳警備隊のお回りさんに「この時期に滝谷を登る人はいないので、充分注意してください。」と釘を刺される。

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北穂の小屋は快晴。槍ヶ岳や大キレットも良く見える。
生ビールを飲んで、北海道では味わえない贅沢に浸る。

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翌日、快晴ながら気温3度と寒く、しかも風の強い予報だ。
小屋をあとに滝谷の取り付き地点を目指す。

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素足でクライミングシューズを履くのだが、ヤバ寒!
ここは、北海道魂で気合だぁ!

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ルートは滝谷ドーム中央稜
4〜5級の6ピッチのルートだ。
さすがに昭和のルートでぼろいハーケンがいっぱい残っている。
持参したキャメは緑と赤を各1個。ヌンチャク6個と60pスリング2本。
本当なら、もう少し持ってきたい所だったが、この後の縦走も考えてクライミングギアは減らしてきた。

しかし、この数がぴったりでした。

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相変わらず、日は当たらず寒いのだが花崗岩のフリクションはバッチリだ。

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5ピッチめに取り付くところ。

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早く日に当たりたい!
が、結局 最後まで陽には当たらず終了点でようやく まぶしい光を拝む。

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登攀終了後、再び重たいザックを背負って縦走路を。
奥穂とジャンダルムが見えた。
しかし天気予報は明日から荒天が続くという事で、穂高岳山荘より涸沢へ下る。

そのまま翌日は上高地へ下山。
八ヶ岳山麓で蕎麦やを営む友人ガイドの所に転がりこむ。
その名も「六方庵 楓林」
飲んで、食べて、笑い転げて 翌日は甲府方面へクライミングに足を伸ばす。

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太刀岡山荘は山の麓にある古民家をクライマーに解放している山小屋というか、お化け屋敷というか…
自炊で安くて良いのですが、吸い込まれそうな汲み取りトイレやカビの匂いが香ばしい事…。

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太刀岡山左岩稜はグレード5.9で9ピッチのマルチルートクライミングが楽しめる。
1ピッチめの出だしがワイドなのだが、ギアが足りなくて厳しいクライミング。
それでも今日は日当たりよく半袖クライミングでした。

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甲府に寄って、名物のほうとうを食べ甲州路をあとにした。






posted by 宮下岳夫 at 17:09| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月20日

東大雪 丸山(1692m)

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東大雪の丸山はニペソツ山とウペペサンケ山の中間に位置する地味な山だが、「山と渓谷社」がかつて発行した日本の山1000にも選ばれた玄人好みの名山だ。
大雪山国立公園の中では旭岳、十勝岳と並んで唯3の活火山でもある。
今なを噴気を上げる丸山噴泉塔と呼ばれる石灰岩ドームは、地元上士幌町の天然記念物にも指定されている。

かつては、この近くまで車道が伸びていて、噴泉塔までは観光客が歩いて訪れることができたというのだが、今は度重なる水害により、林道は崩壊して通行止め、荒れ果てていて訪れる人は稀な秘境となってしまった。

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林道も橋も4年前の台風の爪痕を残したままだ。

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こちらが丸山噴泉塔
今も年に7〜8p成長しているとの事

車は幌かダムの先、林道がループでつながる所で通行止め。
ここから荒れた林道をたどると4の沢に架かる橋は流失、5の沢二股に架かる望山橋は土砂に埋もれていた。
5の沢出合から林道をたどるのだが、めちゃめちゃに破壊されていて所々で道を失う。
踏み跡らしきを繋ぎ、なんとか噴泉塔着。ここまで3時間。

噴泉塔から先は沢登りとなるのだが、とくに問題はなく、ぐんぐん高度を上げて行く。

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最後はウペペサンケ山をバックに笹を軽く漕いで三角点のある頂上に立つ。
登りは全部で5時間。

今回の参加者の一人は名山ハンターで、これで980山を達成したそうです。

下山も結構大変。

自身2度め登頂でしたが、もう行かなくても良いなぁ。
ちなみに丸山はノマドが選出した「北海道200名山」の一座でもあります。

アルパインガイド ノマド 認定 北海道200名山
nomad二百山 1-100  nomad二百山 101-200
posted by 宮下岳夫 at 16:49| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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