2018年01月30日

無敵の二人

IMG_1374.JPG

スキージャーナルという名門のスキー月刊誌が昨年の12月号で廃刊になった…
小学生だった頃、父親が買ってきたその本の中ではキリーやシュランツなどのヨーロッパの選手たちや杉山進や三浦雄一郎といったスター達の滑りに心躍らせたものだった。

競技スキー・基礎スキー・フリースタイル・バックカントリーと滑りのスタイルは細分化し進化を遂げて行く。ただし、スキージャーナルの中で「山スキー」を扱う事はなかったな。

紙の本が売れない時代だ。若者たちは新聞さえ見ない。
全ての情報は携帯電話の中に詰まっていて、しかも最速で手元に届くから…。
重たい本や分厚い本にお金を払わないよなぁ。

それでも俺は本屋めぐりが好きで、新刊や話題の本などにはひととおり目を通し、気になる本があれば買って読む。

「無敵の二人」は偶然見つけた本でしかも分厚く、値段も1800円くらいしたが買ってしまった。
舞台は北海道。女性トレーナーが北海道初のボクシング日本チャンピオンを育てる青春ドキュメントだ。

IMG_1375.JPG

スポーツの世界には雪国のハンデと言うものがある。
高校野球では田中将大率いる駒大苫小牧が全国制覇を果たしてからは、そんな言葉も消し飛んだが
それでも雪国のハンディはある。
ボクサーも冬はロードワークができないというのがハンディらしい。
また、ほとんどの試合が東京の後楽園ホールで行われるため、新人ボクサーにとっては毎回のアウェイだという。

のちに日本チャンピオンになる畠山正人は「東京に呼び出されて、けんかをしに行く」と表現していたが
「絶対に負けない!やられたら必ずやり返す」という折れない心で最後まであきらめなかった。
痛快なストーリーだったわ。

もうすぐ韓国で冬のオリンピックが始まる。
選手団の半分以上が北海道出身者との事だ。
彼らには雪国育ちのアドバンテージがある。
ここは一発、世界に向けてぶちかましてほしい所だ。
「楽しんで来ようと思います」なんて甘い事言ってるやつは、この本を読んでからピョンチャンへ向かえ!

posted by 宮下岳夫 at 15:53| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る