2017年10月06日

増毛山道

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江戸時代まで話は遡る…
広い北海道、当時は蝦夷地と呼ばれていて、すでに和人が住んで開拓や漁業が行われていた。
漁場同士を行き来するために道路が整備されていくのだが、浜益と増毛を結ぶ海岸線は雄冬岬をはじめとする断崖に阻まれて陸上の通行は困難を極めた。そこで、今から160年ほど前に現在の幌から別苅までの山道が開削された。山道は昭和20年代後半までは、なんとか歩けたそうだが、やがて海沿いに国道が開通して利用する人はいなくなり廃道となってしまった。増毛駅が舞台となっている高倉健と倍賞千恵子主演の映画「駅」の最後のシーンが国道231号線の開通場面だったのを覚えている。(1981年制作)

廃道となった「いにしえの山道」を復活させるべく地元の有志が「増毛山道の会」を立ち上げ、笹狩りや土木工事を行い、平成28年に完全復活を果たした。

高齢化の進む「山道の会」では今後の山道維持のために、平成29年「北海道山岳ガイド協会」に協力依頼の運びとなる。今回はその第2回出動で雄冬山への笹狩りに行ってきた。気温急降下で山の上は雪。

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山上にテント泊して2日間の笹狩り作業。

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初日の集合があわただしく、テント泊なのに酒を買い忘れた痛恨のエラー。
唯一、ザックの底にあったのがコレ!
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ワンカップ1個の厳しい夜を過ごし、翌日は時折、吹雪く中 雄冬山頂上まで開通!
道はまだ、未整備の部分も多く、しばらくは一般開放は待ちの状態だが…


暑寒連峰をぐるりと見渡す展望は圧巻です。
そのうち、行きましょう!



posted by 宮下岳夫 at 15:06| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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