2016年10月03日

芦別岳 夫婦岩

夫婦岩に登ってきた。
誰だ〜「ふうふがん」なんて言ってるの…。正しくは「めおといわ」です。
旧道登山口には「台風被害で通行禁止」の看板が・・・
では、調査という事で芦別岳を愛する登山者代表として見に行くことに!

その日はユーフレ小屋に宿泊。
途中、倒木が道をふさいでいたが、すでに処理済みで通行に支障なし。
ユーフレ小屋は貸切。
流木を集めてストーブに火を入れると快適。
お客さん、なんとワインを2本も持参!

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夕べはおばけも現れず、飲み過ぎでグッスリ
夫婦沢の分岐から上部は笹刈りがなされていて快適。
旧来の沢沿いの崩れた道の横に新しく道を付けたんだね

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小屋から1時間で夫婦岩が見えてきた。

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これ全部が落石です。

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取り付き地点からルートを見上げる。
右上して行く西壁バンドルートを登る。
「あちゃー、クライミングギアとATC忘れてきた」

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40年以上前に打たれた古いハーケンを頼りに登って行く。
今日は上部で藪漕ぎなので、クライミングシューズではなく登山靴だし、滑り止めのチョークもない。
ここの岩は水成岩といって、丸まっていて滑りやすく、しかももろい。
3ピッチめの膨らんだフェースは、グラグラ動くハーケンに命を託しけっこうハラハラしたな。

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2時間ほどで夫婦岩のてっぺんに立つ。
ここから見る芦別岳の姿が一番凛々しいね。

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天気よく、中岳やキリギシ山もすぐそこ。

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崕山はかつて、三笠と富良野を通す道路建設の話があり、さらに山を切り崩して石灰を採取するという話があったのだが、調査の結果、石灰の純度が良くないという事で話は立ち消えとなった。
林道からのアプローチが簡単になった崕山に最初に目を付けたのはC1峰大壁をはじめとする岩壁群を登ってきたクライマーたちだった。
その壁の存在は古くから知られていたのだが、アプローチが悪く、唯一の接近方法が残雪を利用して芦別岳北尾根からのアプローチであったのだ。
林道の開通で手軽になったアプローチに乗じて槙柏を盗掘にやって来る園芸業者たちも押し寄せた。
岩壁にロープを張り巡らし、槙柏をことごとく引っぺがし、さらにはこの山の固有種であったキバナアツモリソウ、ウスユキソウ、キリギシソウ、トチナイソウなどがアッという間に姿を消してしまった。
事態を重視した地元有志の働きかけにより、林道を閉鎖して山の立ち入りを禁止した。
現在は年に1〜2度、観察会と称して募集登山会でのみ立ち入る事が許されている。
もちろん、クライマーたちも例外はなく誰も近づく者はいない…。

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下りは落石雨あられの中央ルンゼをロープで下る。
秋の一日を楽しんだ。



posted by 宮下岳夫 at 12:46| 北海道 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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