しばらくぶりです。
ヨーロッパアルプス オートルートの山岳スキーツアーから帰って来たとこです。
「オートルート」と聞くと自動車道を想像する人も多いかと思いますが、
これはフランス語の「高い道」つまり、山々を潜り抜ける縦走路の事を意味します。
積雪期のこの時期は山岳スキーによってのみ走破が可能な上級者向きのコースで、
途中にある山小屋に宿泊しながらフランス、イタリア、スイスと三国を滑り抜けました。
まずは、フランスのシャモニーで「バレーブランシュ」…白い海と呼ばれる広大な氷河を滑りました。
シャモニーに着いて驚いたのは、非常に雪が少なく暖かいという事…20℃以上ありました。
過去30年、合計22回めのオートルートですが、今までで一番雪が少ない。
ツクモグサ…(アルペンアネモネ)咲く中、のんびり登ると言いたいとこだが、けっこう暑さでへとへと
山小屋のビールを楽しみに頑張ってる所です。
今回はガイド2+お客さん8という大所帯
ビッグマウンテンスキーヤ-佐々木大輔と単に態度のでかいおじさん:宮下岳夫同行とあって
全国から足に覚えのあるスキーヤーが参加しました。
連日の好天でパウダーは何処にもなかったけれど、全日程 快晴に恵まれるという幸運
信じられないような崖の上に立つ スイスのベルトール小屋
夕日がとてもきれいでした。
山小屋での楽しみは地酒の焼酎 グラッパやウイリアムを飲む事。
以前、一人で8杯もお代わりしたら、山小屋のご主人に怒られましたが、今回は小屋の女主人の計らいで
居合わせた各国のガイドさんだけ、という事でワインとハムやチーズを魅了で振る舞ってくれました。
最終日はマッターホルンを目指して大滑降
なんせ、天気が良かった!
ツエルマットを去る日、20日ぶりくらいに雪が降る
けっこう激しい降り方で、山の上にいたら行動不能、雪崩頻発ものの悪意天候でした。
俺達、ラッキー!
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