2012年09月20日

日高の懐

ニセコ縦走 017.JPG

LONG LONG TIME AGO…
大学山学部に入部して最初の夏、日高合宿に連れて行かれた…
日高町千栄の中学校には、山岳部の先輩が勤務していて、顔を出すと林道の終点まで車で送ってくれた…というか
当時の俺の気分としては、人里離れた山の中に捨て置かれたような気分だった。

2日目、ポンチロロ沢からピパイロ岳に登り、稜線を歩いて幌尻岳の七つ沼カールまで1日で歩かされた。
行動食は飯合で焚いた前日の残り飯に梅干しと海苔佃煮だけ
食べざかりの若者には、ひどい仕打ちだ。
12時間かかってキャンプ地に着いた。

翌日は快晴だったが行動はしなかった。
先輩の言によれば「名誉停滞」と呼ぶらしい…?
「名誉ある撤退」に引っかけた言葉だと後でわかった。

この日は満水の七つ沼を泳いで横断した。
一番深いところで、胸まであった。

その後、大雪山のヒサゴ沼や北沼も横断したが、七つ沼が一番冷たかった。

合宿は続き、沢からピークを繋ぎ、9泊10日で十勝幌尻岳から戸蔦別川に降りて、林道を八千代のバス停まで歩いて終わった

千栄中学校は生徒数減で閉校になり、その後、道岳連管理の山の家として登山者たちに開放されていたのだが、それも閉鎖になってしまった。
現在、地元民の有志たちが旧中学校の道路を挟んだ向かい側の元の町営住宅を手直しして「千栄山の家」として1泊500円で、無人解放している。
がんばって10人までのサイズだが、快適だ。

昨日、そこから日帰りでチロロ岳に登ってきた。

話は飛んで…「轟音玉」をご存じか?
ニセコ縦走 016.JPG

「熊よけにいいんでないかい?」というHMGA事務局長の提案を受け、山で実験してきた。
「点火後10秒で大爆発」という恐ろしい代物で、取り扱いには資格が必要だ。

チロロ岳上部の熊の掘り返しだらけのあそこで、着火マンで点火してブン投げた!
果たして…銃声どころではない、大音響!どっか〜ん

宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルへの旅の途中、木星で初めて破動砲を試射して浮遊大陸を吹っ飛ばした時、
沖田館長は「今後、我々はこの破動砲の使用には慎重に判断せねばならない…うむむ」みたいな感じだ。

はっきり言って熊も腰ぬかします!
来年からは標準装備の予定です

話、長〜くなりました(MY)




posted by 宮下岳夫 at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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