2011年08月01日

清岳荘

斜里岳に7年ぶりに登ってきた。
清岳荘が新しくなってから、初めて訪れた…。

1998年、火事で焼失した清岳荘はプレハブの仮設小屋で2〜3年営業していたのだが、2005年に新築開業する事になった。網走や斜里町に比べ、観光客の少ない清里町では、100名山でもある斜里岳を大々的にアピールするべく、この清岳荘の新装にかなりの力を入れようと考えていた。

そこで、俺の出番となる…

札幌から登山の専門家を呼んで、山小屋建設へのアドバイスをしてほしいという事になった。

清里町の役場に招かれ、ヨーロッパの山小屋のスライドや登山者の望む山小屋について講演した。
が…夜の懇親会の場に登場してきた商工会長や街の偉い人たちから見せられた完成予想図はまるで
普通の住宅、しかも駐車場側にそば屋や軽食コーナーを設けたいとの事。

「え〜!!ちょっと待った〜」といろいろ話したんだけど、酒席の流れはそば屋と売店開業の方向へ…。
「それだけは,やめてよね! 小屋も基本は石と木で作るようにして、なるべくパネル建材とか使わない方がいいですよ」と念を押して、清里町を後にしたのであった・・・・(南暑寒荘とかまるで住宅だよね)

役所のやる事なので、あまり期待していなかったのだが、先日新しくなった清岳荘を見て、胸をなでおろしたのでした。石と木を使い、コンクリートのぢか打ちもかなり、丁寧に打設されたものだった。

管理人の若者もいい感じで、山小屋管理人にありがちな変人ではなかった。(HR岳とか…)

ただ…水の便が悪いのが欠点だが。まぁ、あの真っ赤な川ではしかたないか…

sP7300018.jpg

テラスでの食事と目の前に広がる原始林に感激します!(み)





posted by 宮下岳夫 at 16:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ページトップへ戻る